連日、3 6度~3 8度という史上最高の暑さが続いています。
気温というのは、 御存じのように日陰で測った時の温度であり、 日向では40度を超えてい るでしょう。
その中で、 訪問介護労働者は、 毎日、 多くは自転車で、 利用者さん宅を移動しています。
熱中症アラー トが出ている中で、走り回らなければならないのです。
掃除や買い物、 あるいは、 身体介護が必要な利用者さんが待っ ているからです。
介護労働者は、 ある意味、 使命感を持って仕事に励んでいます。
しかしながら、 これはあまりにも過酷な労働と言えるのではないでしょうか。
(勿輪、 外で工事などをしている労働者、 誓備員の方なども同じなのですが)
さて、今年(2 0 2 4年)の4月、介護報酬の改訂が行われました。
しかし、訪問介護の基本部分については減額だったのです。
物価が商騰し、 大手の労働者が5%以上の賃上げを獲得した中での減額でした。
しかも、介護労働者は全産業の平均賃金より月7万円も低いにもかかわらずです。
介護労働者はあまり にも冷遇されているではないしょうか。
国の施策は冷たく、介護労働者の実態を知らなさすぎる、ではないでしょうか。
訪問介護のサー ビスを行う時において、 利用者さん宅のエアコンが十分効い ていない時もあります。
エアコンすらない場合もあります。
だから、 ヘルパー は、 利用者さんが熱中症にかかっていないか、水分補給をされているか気にし ながら、出来ていない時には、冷房を入れたり、水分補給を促しているのです。
ですが、 この危険な暑さの中で、 訪問ヘルパー自身が熱中症で倒れてしまうのではないかという危惧を抱いています。
ですから、 このコラムのタイトルの ように「介護労働者が熱中症死亡」のニュ ースは、 この夏、 あり得ると思って います。
フニイクではありません。
既に、 どこかで起こっているかもしれませ ん。
行政というのは誰かが死なないと動きません。
ですが、それでは遅いのです。
働き方改革は費用がゼロでは実施できません。
しかし、 国や自治体は、 介護労働者をあまりにも過酷な状態のまま放置しています。
このままでは「熱中症で死亡」という事態はあり得ます。
それを防ぐ為、 国や自治体は暑さ対策のための費用を出すべきです。
あるいは、 介護報酬を大幅に引き上げるべきです。